あどりぶろぐ

その日その時、思いついたことを。

高校合格発表

高校合格発表の時期ですね。

私が高校の合格発表を見に行った時のことを

思い出しましたので、そのお話です。

ずいぶん昔ですが・・・。

 

私は普段から時間を守ります。

待ち合わせに自分が遅れることはまずありません。

かなり早く着きます。

そんな性格と、合格発表の緊張もあって、

本当にかなり早く発表を見に行ってしまいました。

確か、母と行ったと思います。

 

当然だれもいません。

ポツンと待っていました。

すると見知らぬおじさんが、

「もしかして発表見に来たのか?」と。

「はい、そうです。」と答えると、

「早っ(笑)!」といって立ち去りました。

 

なんだ?と思っていたら数分後、

そのおじさんが戻ってきました。

「まだしばらく時間あるけど、待つのか?」

「・・・そう、ですね。」

そんな会話をしたと思います。

おじさんは自分の腕時計を見てから、

「んー・・・。受験番号何番?」と聞いてきました。

「え?あ、〇〇〇番です、けど?」と、

思わず答えてしまいました。

 

「うん、そうか。」といって再度立ち去るおじさん。

ホントになんだ?と思っていたら、

またまた戻ってきたおじさん。

「〇〇〇番、あったよ。」

「!!!」

そのおじさん、合格者の番号が書かれたボードを

掲示する係だったようです・・・。

 

いやいや、今ならちょっと問題になるような

ならないような話じゃないですか?

番号見つけて「やったー!」じゃないですか?

番号見つけて「あ、ホントだ・・・。」って、

感動とか、なかったんですけど・・・。

 

複雑な気持ちで家路につきました。